これからこまめに、追記します。
風疹の予防接種を受けに、外来へ来られる成人の方が多くなってきています。
予防接種を2回していない場合、成人になるにつれ風疹の抗体が低くなり、
自分のみならず、パートナーに感染させてしまう場合があるという情報が
一般によく知られるようになってきたのでしょう。
鎌倉市でも、予防接種を受けるにあたり、費用の助成が付く予定です。
このことは、大変素晴らしいことだと思います。
でも、まだまだ全員に届くまでは情報提供ができていないと感じています。
特に多忙な方ほどそうではないかと。
そう考えている時に、同じく家庭医をされている先生から紹介された記事を思い出したので紹介します。
http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/149856.html
2013年03月22日 (金)婚姻届出した人に風疹予防接種を
妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹が、首都圏を中心に流行するなか、東京・中野区は、婚姻届を出した人たちに予防接種を受けるよう呼びかけるチラシを配る取り組みを始めました。
どんな良い情報でも、本当に必要な人に届かなければ、意味をなしません。これは本当に良い発想だと感心しました。これなら、すぐにでも取り組めます。
何にでも、イノベーションが大事なのだと実感しました。
私も、外来に風邪で来られた方にも、少しだけお話させてもらおうと思います。
ちなみに、風疹単独の予防接種ではなく、
麻疹と風疹の混合の予防接種でも、特に問題ありません。
むしろ麻疹への抗体も強化されるので、より良いと思います。
現在、風疹単独の予防接種は数が少ないため、
受けられないと思ってしまう方もいるかもしれません。
せっかくのチャンスなので、是非とも予防接種を受けて下さい。
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